目を引く設定について

はじめましての方は初めまして。

猫神ペルシャと申します。

 

今日は目を引く設定について、話していきたいと思います。

 

よくあるスキル。鑑定チートやアイテムボックス。

よくあるレベル。自分だけレベルアップシステム。

よくあるジョブ制度。ユニークジョブやレジェンドジョブ。

よくある称号。レベルアップしやすくなったり、防御力や回避率が上がったり……。

 

 

こんなものは、もういいんです。

だって読者の方々も飽き飽きしているでしょう?

 

ワタシは思うのです。

 

「これって盛りすぎるから過多になるのであって、削ればよいのでは?」

 

スキルだってなんでもかんでも覚えるから、選択肢が増えすぎてよくわからないことになるのです。

 

なろう作品を読んでいると、多くのスキルを手に入れているはずなのに結局1つのスキルに頼ったり、まったく使わないスキルがあったり。

すべてのスキルをうまく生かしている小説は、私の記憶では数少ないです。

(もちろんすべて考えられている作品はありますのであしからず)

 

またあまりにも万能になってしまうと、ご都合主義観が満載になってしまうのも挙げられます。

主人公だけ万能チートで、他のキャラクターは一芸特化型とか……あれ、これならそのサブキャラメインの話のが面白くね? とかね。

(とくに鬼滅の刃の善逸は好きです。忍さんも好きです。あんな一芸特化のキャラたちが協力して弱点を補うのは燃えますよね)

 

ここまででおわかりいただけただろうか。

スキルは万能ではつまらない、と。

 

たしかに万能・最強を求めるのは万人の理想ですが、小説のキャラクターにだって人生があります。

やりたいこと、やりたくないこと。長所、短所があります。

それがはっきりしていればいるほど、人間臭くなると思うんです。

 

 

じゃあ稚作「MEGA ℓ OVanER ~【歌い手が】趣味スキルでメタバース世界の穴を突き、宇宙最大の力でレイドボス【討たってみた】~」では

 

ここまで言っといてなんですが、スキル制です。

スキルがプレイヤーに配られます。

 

でも、その数は1つだけです。

レベルアップでスキル数を増やせますが、増やすには1年がかかります。

 

こうすればどうでしょう?

いつかは万能になるかもしれませんが、その速度は落とせます。

速度が落ちれば、ゆったりと一つのスキルを極められます。

 

そうすれば仲間が協力し合う物語になる……はず。

まあそれだけではつまらないので、もう一つ要素を残しています。

 

それについてはまたおいおい話していきましょう。

 

それではまた。